ご挨拶
再生と変革
日本脳神経超音波学会(JAN、1981年設立)と日本栓子検出と治療学会(Embolus、1998年設立)は2025年1月に合流し、日本脳神経超音波と栓子検出学会(JANE)と改称、「再生と変革」をキーワードとし新たな一歩を踏み出しました。
JAN、Embolusに対し貢献くださった先達に心から感謝を申し上げつつ、両学会に重複参加していた会員、一方でそれぞれに軸足を置き精力的な活動していた会員が、一つの傘の元で共に学びと成長を育む新しいJANEを目指します。
このHPを訪問してくださった皆様には、私達は従前より取り組んでいた脳神経超音波・栓子の検出と治療の領域に留まらず、工学・理学・医学などを跨ぐ新たな展開への息吹を感じていただければ幸いです。
学術を取り巻く環境は日々厳しさを増しています。その中で中規模学会が生き残るには、各会員が積極的に学会運営に関わることが不可欠です。全会員の協力、叡智の結集と行動を心からお願いしたします。
短期的に解決できる課題は待ったなしで対応し、中長期的な問題(財務改善、事業見直し等)はあり方委員会と担当委員会を中心に慎重かつ大胆に方向を定めます。
VUCA(変動性、不確実性、複雑性、そして曖昧性)な未来を大胆な創造で切り開くJANE、今後の発展を是非ご期待ください。

日本脳神経超音波と栓子検出学会
理事長 井口保之